北海道大学「次世代和牛生産システム構築拠点」は、2024年10月国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)から「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」 地域共創分野・育成型の1拠点として採択されました。これを受けキックオフシンポジウムを開催いたします。シンポジウムでは、本拠点の全体像と各研究開発課題の概要を紹介し、パネルディスカッションでは、参画機関からの多様なステークホルダーとともに、一次産業特に畜産業を核として未来のあるべき社会像についてディスカッションを行います。
日本の畜産を変える!!
食肉の生産から食卓までを繋ぐ
日本産肉研究会
The Japan Society for Sustainable Meat Production
本会の目的
本会はわが国の将来の食肉事情を見据え、研究者、生産者、流通・加工業者、消費者の連携のもとに、環境負荷の少ない地域飼料資源利用を基本に置いた食肉の持続的な生産基盤の構築を行い、動物福祉の向上(WQ)を考慮した食肉生産と再生産可能な経営を基に、安全で健康的な食肉の消費者への提供と食肉自給率の向上をはかり、あわせて会員相互の交流をはかることを目的とする。
日本産肉研究会第34回学術集会を開催しました!
2024年9月19日(木)に日本産肉研究会第34回学術集会を京都大学で開催しました。約60名の参加がありました。
日本産肉研究会第33回学術集会を開催しました!
2024年3月28日(木)に日本産肉研究会第33回学術集会をオンラインで開催しました。
○重要なお知らせ(開催予告)
日本産肉研究会第35回学術集会を岩手県奥州市で開催します。
下記フォームでご登録いただければと思います。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScq9z2SWsRdKCP8YkcNZPYxzUXWEA2YiSMuxfeI8dfpmGUSIw/viewform?usp=header
"食肉の生産から食卓までを繋ぐ"日本産肉研究会第35回学術集会・奥州牛の博物館30周年記念合同シンポジウム
シンポジウムテーマ「国内の牛肉生産は誰のために、何のために必要か?」
概要: 飼料・肥料価格は上昇の一途を辿り、補助金頼りの畜産業界、この国の生産、流通、消費、畜産研究者は、本当に持続可能な畜産を目指して進んでいるだろうか。今、牛肉市場は格付等級4等級以上が8割を占め、国民の食卓にあがる食品ではない。一方で国産牛肉の海外輸出需要は高まっていると言われ、輸出に活路を見いだそうとしている。霜降り牛肉はおいしい、確かにおいしい、それだけでいいのか、コストオーバーで生産ができない、売れない、生産者、流通業者は実務レベルで本当に苦しんでいる。改めて考えたい、ウシは人が利用できない資源を有益なタンパク源に変えてくれる動物である。ウシがいると笑顔になれる、野畑で草を食む姿を見ると活力をもらえる、地域が活気づける、特産品になり得る、そんな動物ではないか。国内の飼料資源を最大限活用して畜産物を生産しよう、本当に国民が食べたい牛肉は何か、そんな新しい畜産社会を創造したく、歴史ある前沢牛のある岩手県で議論したい。
日 時:2025年 5 月17、18日(土、日)
場 所:岩手県奥州市前沢総合支所(定員80名)(予定)
プログラム:シンポジウム 2025年5月17日(土)13:00-18:00
12:00~13:00 受付
13:00~13:05 会長挨拶
座長:松崎正敏
○13:05-13:50
「奥州市牛の博物館開館30年、新たな意気込み」
麻生 久 氏(東北大学大学院農学研究科教授・牛の博物館館長、
日本産肉研究会 前会長)
○13:55-14:35
「専門誌が考える現在の畜産、これからの畜産」
荒木 太郎 氏(肉牛新報社代表取締役・肉牛ジャーナル編集長)
[休憩 10分]
座長:小笠原英毅
○14:50-15:10
「 社会福祉法人が取り組む放牧および自給粗飼料での肉牛生産 」
石川 一郎 氏(社会福祉法人月山福祉会 理事長)
○15:20-15:50
「いわて短角牛、ジャージー牛の取組みから釜石・和山牧場での放牧を生かした牛肉生産への広がり」
荻澤 紀子 氏(株式会社東京宝山 代表取締役)
座長:後藤貴文
○15:50-16:20
「銘柄 前沢牛確立までの生い立ち」
後藤 利明 氏(岩手ふるさと農業協同組合
農業販売グループ畜産課 課長)
○16:30-17:45
「総合討論」
○18:30~
意見交換会
牛匠「おがた」
電話 0197-56-7729
住所 岩手県奥州市前沢区向田1-22
アクセス 前沢駅[出口]徒歩7分
意見交換会:8000円
○現地検討会および産肉研研究(取組)発表(牛の博物館にて)
2025年5月18日(日)10:00-12:00
・ポスター展示(コアタイム10:00-11:00)
その後、牛の博物館見学
活動内容
生産者、流通業者、消費者、研究者、それぞれの視点で、同じ目線で牛肉生産を持続可能なものに!!
年2回(春、秋)の学術集会を開催!
持続可能な畜産物に新たな評価基準作成、実用化を目標に活動しています!
ウシの歴史の全てがここに!奥州 牛の博物館へ(岩手県奥州市)現在の館長は前産肉研会長の麻生久先生です!