日本産肉研究会第33回学術集会を開催しました!
2024年3月28日(木)に日本産肉研究会第33回学術集会をオンラインで開催しました。
The Japan Society for Sustainable Meat Production
本会はわが国の将来の食肉事情を見据え、研究者、生産者、流通・加工業者、消費者の連携のもとに、環境負荷の少ない地域飼料資源利用を基本に置いた食肉の持続的な生産基盤の構築を行い、動物福祉の向上(WQ)を考慮した食肉生産と再生産可能な経営を基に、安全で健康的な食肉の消費者への提供と食肉自給率の向上をはかり、あわせて会員相互の交流をはかることを目的とする。
2024年3月28日(木)に日本産肉研究会第33回学術集会をオンラインで開催しました。
2023年9月21日(木)に日本産肉研究会第32回学術集会を帯広畜産大学で現地とオンラインのハイブリットで開催しました。
○重要なお知らせ(開催予告)
日本産肉研究会第34回学術集会を京都大学で開催します。
※参加登録⇓ ※会場席数、意見交換会、数に限りがございます。会員さまを優先させて頂きますので、その点、ご了承ください。
https://docs.google.com/forms/d/171Isj6VGsckvI5GABEJKmO-tSPe-qHjKLnJ7IFO1sNY/edit
参加登録〆切り:2024年7月31日(火)
"食肉の生産から食卓までを繋ぐ"日本産肉研究会第34回学術集会
シンポジウムテーマ「我が国の牛肉生産の在り方を改めて考える
~次世代に残したい畜産を~」
概要:日本国内の食肉生産は後継者不足、メガファーム化の進行による家族経営の畜産業の衰退、輸入穀物価格の高騰など経済面および環境面で様々な問題点を抱えている。近年、農林水産省は「みどりの食料システム戦略」を策定し、地球温暖化防止、持続可能な食料生産を念頭に2050年までに有機農業作付け面積を100万haに拡大するとの大きな目標を示した。輸入穀物飼料に依存した我が国の食肉生産は前述の多くの問題に直面して、非常に不安定な経営状況を強いられている。また、家畜の健康性および家畜福祉(アニマルウェルフェア)などの新しい概念、有機畜産による食肉生産、耕作放棄地の利用促進など持続可能な畜産方式として近年、注目されている。さらに、放牧飼養などを利活用して生産された牛肉(赤身牛肉)がヒトの健康面からも消費者の関心も高く、それらの畜産物への関心が、生産者、流通業者から消費者に至るまで広範な階層で高まっている。しかしながら、生産から販売、消費に至る変革は現実的には簡単ではない。今回の学術集会では、次世代に残すべき我が国の食肉生産の在り方やその役割について、生産者から消費者、研究者を巻き込んで議論したい。
日 時:2024年9月19日(木)13:00~17:00
場 所:京都大学 第Ⅱ会場W102
京都大学農学研究科(吉田キャンパス北部構内)
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
交通アクセス&キャンパスマップ:
https://www.kais.kyoto-u.ac.jp/japanese/access/
参加費:日本産肉研究会非会員500円(日本畜産学会会員今回に限り無料)
プログラム:
12:00~13:00 受付
13:00~13:05 会長挨拶
○13:05-13:45
「 自給飼料の重要性を回顧する「草がいのち」」
萬田 富治 氏(公益社団法人 福島相双復興推進機構 技術参与
日本産肉研究会 顧問)○13:50-14:20
「原子力災害被災地域における復興への取組と現状」
森澤 敏哉 氏((公益社団法人)福島相双復興推進機構 総括コンサルタント)
大野 高志 氏((公益社団法人)福島相双復興推進機構 営農再開G参事補)
○14:20-14:50
「土佐あかうしの持続的生産の取組み」
松川 和嗣 氏(高知大学教育学部総合科学系生命環境医学部門 准教授)
[休憩 10分]
○15:00-15:30
「小売りから考える畜産の未来と信濃屋の取り組み」
平瀬 重信 氏(信濃屋 食品館 生鮮統括リーダー
○15:30-15:50 日本産肉研究会学生会員からの声
「草を肉へ、ウシの潜在能力最大化への挑戦 ~大家畜研究者を目指して~」
西野 大地 氏(九州大学大学院 博士課程後期)
○16:00-17:00
「総合討論」
○18:30~
「意見交換会」
場所:京都北山通り 焼肉 南山(https://www.nanzan-net.com/)
会費:8000円
先着:25名を予定
ウシの歴史の全てがここに!奥州 牛の博物館へ(岩手県奥州市)現在の館長は前産肉研会長の麻生久先生です!