日本産肉研究会事務局が北里大学獣医学部附属フィールドサイエンスセンター八雲牧場内に移転されました
2021年02月02日
2021年2月1日より正式に日本産肉研究会事務局が東北大学大学院農学研究科機能形態学分野から北里大学獣医学部附属フィールドサイエンスセンター八雲牧場内に移転されました。八雲牧場は放牧と自給粗飼料のみの肉用牛生産(赤身牛肉)を実践しており、肉用牛で有機JAS認証を取得しています。日本産肉研究会は国内の未利用資源を最大限に活用して、持続可能な畜産方式を生産者、消費者、流通業者、研究者、シェフなど様々な業態の方が参画し、模索する研究会です。
事務局は北里大学ですが、北里八雲牛(八雲牧場の生産ブランド)のように偏った生産方法のみでなく、国内で実践可能な持続可能な畜産生産方式が広く発展していくことが本会の目的です。個人的には「持続可能な畜産物の評価基準」を本会から発信したいと考えております。慣れない事務局作業で滞ることも多々あると思います。何卒、当会の潤滑な遂行に会員の皆様のご協力を頂きますようよろしくお願い申し上げます。
事務局長 小笠原英毅

北里八雲牛の枝肉断面@帯広畜産大学口田教授提供
八雲町内で草だけで生産される黒毛和種

草だけ黒毛和種の枝肉画像